嵐の如く~俺様ヤクザが愛する女~龍・乱舞編

 「お前ら…女には優しくしろといつも言っているだろ?」


 「「「すいません><」」」


 「……こいつは俺の屋敷に連れて行く…金は回収終了だ。帰るぞ!!」


 「「「はい!!!」」」


 彼…御子柴さんは3人よりも若いのに…何だか…偉い人みたい。



 私は御子柴さんと車の後部座席に乗り込む。


 「……心配すんな~。大事な金づるだ…悪いようにはしない」


 金づると言われている感じからして…もう人間扱いされてない。


 私は自殺した父の借金の返済の為に働き蟻のように死ぬまで働かされそうな気
がして来た。