来ないで… 傷付けたくないの。 もういいでしょ? 「ねぇ娃弥、やめてよ」 ごめんね朋果ちゃん… ナイフを喉に押し当てた。 チクリと痛みが走って生ぬるい液体が首筋を流れていく。 ぎゅっと目を閉じてナイフを握る手に力を込める 「やめてっ!!!」 強い衝撃を受けて持っていたナイフが床に落ちた。 頬に痛みを感じた。 そっと目を開けると目の前に今にも泣きそうな顔をしている朋果ちゃんがいた。 「何考えてるの!?死ぬなんて私が許さないから!!」