いつかなくなっちゃうなら

それはきっと



私が一番失いたくない時なんだろうね…



私はあれから一日おやすみをもらい、また仕事に忙しい日々を送っていた。

だけど、

歌わせてはもらえなかった


そんなある日だった――


「新曲?」

「えぇそうよ、出来たら見せて」


「はいっ!」

嬉しくてその日帰ってすぐに曲を書きはじめた。