「あら、どうしたの」 そう冷たく返された言葉に声が詰まった。 「あの…す、すみませんでした…」 なんとか言いきって頭を下げた。 「どうして自分が怒られたかわかってる?」 「先生が怒るのはあなたのためなのよ」 「はい、すみませんでした」 先生が怒るのは私のため? 自分のためでしょう? でも先生に逆らったら此処に居られなくなる… 此処に居られなくなったら私はどこにいけばいいの? 私には此処以外に居場所がない。 だから先生の言うことにはすみませんと謝ることしかできない。