「優?どうしたの??」 優はお財布を見たまま固まった そんな優を楽しそうにユキは にやにやと見ていた 「優?」 「もしかしてぇ~ 桜井財閥の御曹司がぁ カラオケ分のお金が足りない・・・・ そんな事ありえませんよねぇ?」 ユキが嫌味っぽくそう言う 「そうなの優?」 私は少し気遣って言う 「うるさい!!」 急に怒鳴られ私はビクッとした 「お金が足りなくて 今度は心配する彼女を八つ当たり~♪」