「勇人!!」


「勇人さん!」


一体何が起こったのか・・・。


背中から、大量の血が流れている。


「勇人?」


力なく倒れている勇人は、すでに意識がなかった。


「勇人~!!!」


泣き叫ぶ私に、辺りは騒然とし始める。


それでも、刺した男は不気味なくらいに笑っていた。


「やった!勇人をやったぞー」


と、その時、騒ぎが通報されたのか、パトカーが数台やって来た。