「えっ!?」 絶対にからかってる! そう思うのに、不覚にもドキドキしてしまった。 「だって、勇人は浮気してるんだろ?美優は、もうこの世界からは逃げられないんだし。だったら、オレと幸せになろうぜ」 「りゅ…竜さん本気?」 いや、違うよ。 絶対に違う。 本気なわけない。 そう思っている私の手に、竜さんは自分の手を重ねた。