「何だよ竜。くだらない話しだったら、ぶっ殺すぞ?」
いつもの半分の時間で、竜の家に着いてしまった。
「早かったな。どうせイライラしながら、飛ばして来たんだろ?」
「そんな事どうでもいいだろ?さっさと用件言えよ」
コイツには何でも見透かされている様な気がして、どうもやりにくいんだよな。
「これ。見てみ?」
竜から差し出されたのは、一枚の新聞記事のコピーだった。
「これ・・・?」
何て事ない、政治の話しやら、事件の事が載ってるけど・・・。
「ここ」
竜が指差した場所を見ると、一件の交通事故の記事が載っていた。
「それ、美優の両親だろ?」

