チュンチュン…。



ん…?


スズメだ…。


あ~。もう朝か…。


「ねむ~」


いつの間にか、ぐっすりと寝入っていたらしい。

重いまぶたを開けながら、横にいる美優を抱きしめようとした時、


「あれ?」


いないじゃん。


隣で、寝ていたはずの美優の姿がなかった。