………でも、なんで私はシューサイとハルのことを忘れてた? 事故にあったとき、記憶を失ったとか? ……ダメだ。考えても全然分からない。 シューサイに聞こう。 シューサイなら、私たちの診断結果聞いてるから知ってるよね。 「んっ、……」 目をあけると、目の前にはハルがいた。 「………ハル?」 「千歳…。俺のこと、思い出したか?」 私は、ゆっくり頷いた。 「でも、なんで思い出せなかったかは、分からないの」 「……そっか」 ハルは、少し笑った。