さすがの佑斗さんも、唖然としている。 「オレを、このままここに置いてください!」 ヤクザになれるなら、なる! 今まで正直、抵抗があったけど、今なら何の迷いもない。 それはきっと、トップが佑斗さんだからだ。 床に頭をつけて土下座するオレを見て、佑斗さんは吹き出した。 「土下座してお願いされたのなんて初めてだ」