家の中に入ると、とにかく広くて部屋数が半端ない。


「お前さ、行くとこないんだろ?どっか好きな部屋使えよ」


「えっ!?」


そ、それは一体どういう意味だ…?


「居候させてやるから」

ニッと笑う佑斗さんを見て、オレは青ざめていくのが分かった。


オレ、とうとうヤクザに拾われてしまったよ…。