な~んか、オレは中途半端だな…。 一人、夜道を歩きながら、そんな事を考えていた。 熱くなるものは何もない。 仲間はみんな、今の自分を受け入れているのに、オレはどこかで“こんなはずじゃなかった”って思ってる。 だからかな? “ヤクザ”という世界に生きてても、あんなエネルギー溢れた佑斗さんをカッコイイと思うのは…。 トボトポと歩いていると、黒塗りの外車がクラクションを鳴らして、オレの横に止まった。 「やっぱ晴彦だった」 「ゆ、佑斗さん!」