暗い夜空の下のベンチで肩を並べる俺と鳴。


俺は鳴の言葉をひとつを聞き逃さずにしっかりと聞いた。

俺の知らない本当の過去…。


鳴が嘘をついてるとは思えなかった。
だから俺は信じることにした。


達也「…そっか…!!」



鳴は小さく頷いて、静かに涙を流した。


そんな鳴の涙を指で拭いてやる。

次第に鳴の目から涙は止み、鳴は俺に向かい合う!!
そして、鳴はポケットからあるものを出してきた!!


それは…過去の話にでてきたもの…!!

赤がメインとされたブレスレット…。
今の俺たちには小さくてつけれない。



俺はブレスレットを手にした。

その瞬間フラッシュバックが起きた!

次々と頭の中に流れる過去の映像…!!


達也「うぅ…。」


頭がパンクしそうだ…!!

頭を抑えて苦しむ俺を鳴は抱きしめてきた!


徐々に頭が楽になって落ち着いてきた。


鳴「楽になった…?」

達也「うん…ありがとう。」