先生「はい、静かに!!」
その言葉で徐々に教室の中が静かになった。
先生「ここは面白くするためにあみだくじで決めます。」
先生は1人盛り上がって発表した!!
だけど、当然不満の声があがる。
そんな不満の声に丁寧に納得させる先生。
どんだけあみだくじしたいんだ!?と心の中で呟く。
そして、あみだくじが行われた。
俺たちは先生が事前に作ってきたあみだくじの紙に自分の名前を書くために、教卓に行く。
俺は最後に自分の名前を書いた。
昔からある「残り物には福がある」て言葉を試したくなったからだ。
委員会に福があるのかは分からないけどね。
みんなが席に戻ると、先生は結果を黒板に書き始めた。
周りからいろんな声が聞こえる。
喜ぶ者や落ち込む者、けど俺はどちらにも属さなかった。
俺の頭にはハテナが並んだ。
【雨音 鳴】って誰だ?