[完]ヤクザが愛する女~Ⅲ~

「鉄さんごめんね。ほら、夏龍ママ来たからねー。」


夏龍を抱くとピタッと泣き止んだ。


「なっちゃんその子…」


忘れてた…


「りっちゃんこれは…「もちろん龍司との子よね!?」」



びっくりして即座に頷いた。


「じゃあ結婚式あげましょ!私も50になる前におばぁちゃんになっちゃった!」



りっちゃんは笑っていた。


ん?結婚式…!?



鉄さんを見た。


鉄さんも驚いた様子でりっちゃんを見ていた。