「・・・・え」 自然とフリーズするあたし。 榊さんは妙に平然としている。 「はは、冗談だよ。雅ちゃん、素直すぎ。からかいたくもなるって」 「へ・・・」 「あ、本気にした?」 なんかあたし馬鹿みたい。 恥ずかしくては真っ赤になった、あたしは俯くことしかできない。 「…ちょっとトイレいってきますっ」 そして、逃げた…。