「須賀君はどこ大受けるの?」 「T大だよ」 「T大!?さすが超進学校・・・学部は?」 塾のときも結局一度も須賀君を抜くことはできなかった。 「一応、医学部」 「医者目指すの?」 「まあね。秋歌は?」 「M大の看護学部」 「「一緒に働けるかもな(ね)!」」 二人でクスクス笑ってしまった。 こうして私たちの昔の恋の続きが始まった。