「私だって・・・!須賀君じゃなきゃダメだよ!誰といても・・・須賀君といたときのこと、須賀君の言葉そればっかり思い出してた」 私たちは過去から一歩も前に進めてなかったんだ。 「須賀君が好きだよ」 やっと言えた心からの本音。 「俺・・・嬉しすぎて死ねる」 「死んだらダメ」 私たちはお互いの顔を見合わせて笑った。 「また、俺と付き合ってください」 「お願いします」 触れた唇は涙でしょっぱくて、須賀君への気持ちがあふれた。 もう離さない、絶対に。