6 L O V E .





「私だって・・・!須賀君じゃなきゃダメだよ!誰といても・・・須賀君といたときのこと、須賀君の言葉そればっかり思い出してた」



私たちは過去から一歩も前に進めてなかったんだ。




「須賀君が好きだよ」



やっと言えた心からの本音。


「俺・・・嬉しすぎて死ねる」


「死んだらダメ」


私たちはお互いの顔を見合わせて笑った。



「また、俺と付き合ってください」



「お願いします」



触れた唇は涙でしょっぱくて、須賀君への気持ちがあふれた。


もう離さない、絶対に。