その瞬間、私はホッとして腰から崩れ落ちた。
なんで・・・いつも肝心なところで助けられちゃうのかな・・・。
「まーた、バカなことして」
振り返ると、須賀君が私を見下ろしていた。
また須賀君に助けられちゃったんだ・・・。
「なんで助けたりするの!?こんな私!罰を受けて当然なのに!」
助けてくれたのに、なんてことを言うんだろう、この口は。
「助けなきゃ、よかった?」
すごい悲しい目が私を見つめてくる。
「大体、なんでこんなとこにいるの・・・」
「あのカフェから白石の姿が見えたから」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…