「安心してよ。もうこれで懲りたし。迷惑かけてごめんね」 うまく笑えてたかな。 もう真っ直ぐに須賀君を見ることはできなかった。 「俺にまで、猫かぶるんだ?」 「え・・・?」 笑顔があどけなくてタレ目が印象的だった須賀君。 でもそんな須賀くんはいなくて、目も鼻も口もキリッと引き締まっていた。 「俺の前では、そのまんまの白石でいてほしかった」 彼はそう一言残して、ファミレスの席を立った。 私は彼を引き止めることもできずにただボーっと一点を見つめていた。 もしかして・・・また傷つけた・・・?