「あ、俺も覚えてる!俺らがバンド組む前だよな?」



「だからなんだよ。一年の4月の話だろ」



「けっこうイイ声してたけどなー?」


にやにやとこっちを見てくる瀧。


なんか嫌な予感すんだけど・・・。




「決まりだな」


そう言ったのは、恭平。



「ってことで、よろしく」


当然の流れのように俺の肩にポンと手を置いた晃太。


「ちょっと待てよ!?」




「さあ、練習すっかー!」


「久々だな、この感じ」


「おっ俺のドラムちゃん会いたかったよ~」





俺の意見は、無視かよ・・・。