「・・・レジお願いします」


目の前には苦笑いを浮かべる先輩。


やばっあたしボーっとしすぎてトリップしてた!



「す、すいません」


慌ててレジを打ち、袋詰めをする。



「大丈夫。・・・なんか考え事?」



「え、あの・・・」



「いやバイト中にごめんな、じゃ」




さよならを言うまもなく先輩は出て行った。

立ち読みしていた彼女と合流して。