うわっリア充見せつけられちゃったよ…。 なんて、不快に思いながら通り過ぎようとした。 すると、 「最低!・・・頭冷やせ、バカ!」 と突如、女の人の金切り声がした。 どうやら修羅場だったようだ。 チラリと盗み見ると、一人取り残された男の人と目が合った。 あれ、あの学ラン…。 「「あっ」」 ほぼ二人同時に気づいたらしかった。