そう言って、マフラーに顔をうずめる。 「他に、見つけたから」 「見つけた・・・?」 「ん」 パッと顔をあげた、リカさん。 鼻を赤くして、あどけない少女のようだ。 なぜか、強く揺さぶられるものがあった。 それに突き動かされるままに、赤い唇にキスをした。