噴水を街頭がキレイに照らしている。


そして、儚げにうつるそこには小さな影が肩を震わせている。






「リ、カさん・・・」





彼女は俺に気づかない。
寒くて震えているのか・・・それとも泣いている?




なんだろう。この気持ち。

自分でもよく分からない。

だけど、彼女に触れたいと、そう思った。