有明先生と瑞穂さん

「私今まで同い年の友達としか遊んだことないっていうか・・・大人と遊んだことないからこういうのなんかテンションあがっちゃって」


言ったあとに、余計子供と思われたのではないかと余計に恥ずかしさが増す。


「大人かぁー・・・大人ねー」


加津佐が意味ありげにうなずく。


「高校生くらいから見たらそうかもねえ。
実際年取ると『大人』かって言われると微妙よ?
社会じゃまだ若造だし。
まあ自分らをまだ『子供』だとは思わないけど」


加津佐が真面目に返したことに少し驚く。


「そんなもんなんですか?
有明先生もですか?」

「ちょちょちょ!!有明と俺の違いって何!?」


有明を見て確認した瑞穂を慌てて加津佐がつっこんだ。

有明も、うんと頷く。


「小学生のころ瑞穂さんも高校生を見ておねえさんだと思ったように、いくつになっても自分から見て『大人』は自分より年上な存在なんだよ。」

「有明先生は落ち着いてるからすごく大人だと思ってました・・・」

「だから俺は?!」


加津佐が半べそぎみで訴える。