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どれくらいこうしていただろうか。
残された図書室で追えなかった瑞穂の後姿を見送ったまま、有明は呆然とその場に立ち尽くしていた。
10分・・・いや、一時間くらいそうしていたかもしれない。
時間の感覚が全くわからない。
視界が暗い。
(そうか・・・もう、日が沈んでるんだ・・・)
夕日すら出ていない空。
まだつい最近までこの時間は昼間のように明るかったのに、季節の移り変わりを感じさせる。
しかし今の有明にはそんなことはどうでもよかった。
(そうだ、戸締りをしないと・・・)
驚くほどに何も考えられない。
ふらりと窓に向かい、瑞穂が一度確認した窓をもう一度手で確認する。
力の入らない足取りで、気付けば一番奥まで来ていた。
――瑞穂に初めて気持ちを伝えた、その場所まで来ていた。
どれくらいこうしていただろうか。
残された図書室で追えなかった瑞穂の後姿を見送ったまま、有明は呆然とその場に立ち尽くしていた。
10分・・・いや、一時間くらいそうしていたかもしれない。
時間の感覚が全くわからない。
視界が暗い。
(そうか・・・もう、日が沈んでるんだ・・・)
夕日すら出ていない空。
まだつい最近までこの時間は昼間のように明るかったのに、季節の移り変わりを感じさせる。
しかし今の有明にはそんなことはどうでもよかった。
(そうだ、戸締りをしないと・・・)
驚くほどに何も考えられない。
ふらりと窓に向かい、瑞穂が一度確認した窓をもう一度手で確認する。
力の入らない足取りで、気付けば一番奥まで来ていた。
――瑞穂に初めて気持ちを伝えた、その場所まで来ていた。
