翌朝――
瑞穂が登校すると有馬の姿はなかった。
1限目が終わっても来ない。
やはり昨日の出来事が原因だろうか・・・。
「有馬さん来ないね」
「結、さっきメール送ったんだけど返事来なくて」
有馬だけではない。
口之津のことも心配だ。
学校にはいるようだが、まだ顔を合わせていないのでどういう処分があったのか瑞穂達にはわからない。
「次、有明先生の授業だけど有馬さん来ないのかな・・・」
あと5分もすれば授業が始まってしまう――。
瑞穂が黒板の上の時計を見上げたその時だった。
――ザワッ
教室中が一瞬ざわつく。
「え?」
見渡すと、クラスメイトのほとんどが同じ方向を向いていた。
「ちょっと晴ちゃんアレっ・・・」
「えっ?!」
隣の深江が目を丸くして口を押さえていた。
「おはよ。寝坊しちゃった」
瑞穂が登校すると有馬の姿はなかった。
1限目が終わっても来ない。
やはり昨日の出来事が原因だろうか・・・。
「有馬さん来ないね」
「結、さっきメール送ったんだけど返事来なくて」
有馬だけではない。
口之津のことも心配だ。
学校にはいるようだが、まだ顔を合わせていないのでどういう処分があったのか瑞穂達にはわからない。
「次、有明先生の授業だけど有馬さん来ないのかな・・・」
あと5分もすれば授業が始まってしまう――。
瑞穂が黒板の上の時計を見上げたその時だった。
――ザワッ
教室中が一瞬ざわつく。
「え?」
見渡すと、クラスメイトのほとんどが同じ方向を向いていた。
「ちょっと晴ちゃんアレっ・・・」
「えっ?!」
隣の深江が目を丸くして口を押さえていた。
「おはよ。寝坊しちゃった」
