有明先生と瑞穂さん

「今から何か出るの?!」

「まだ2、3種目後ですけどクラス対抗リレーですよ」

「ああ!
有明が出るって言ってたアレねー。
ふふっ、楽しみ」

「国見さん、学校回ってたって聞いたんですけど何してたんですか?」

「いやあ、おもしろいものあるかなーと思ってね。
でも知り合いを見かけたわ。
声かけなかったけど。
有明も見掛けたんだけどアイツ、アタシに気付くなり走って逃げたのよ!」

「・・・あんまり有明先生の嫌がることしたら駄目ですよ」

「あははは!
ダーイジョブダイジョブー!」

「有明先生と繋がりのある加津佐さんが私と知り合いって友達に知られてるだけで私は不安なんですよー」

「ああそうだったわねー」


軽い返事が余計に不安だ。





国見と別れて集合場所に着くと、リレーに出る教師達も手が開いた者から少しずつ集まり出していた。

全学年のリレーに出る選手が集まっているので人が多い。

そんな中、またいつもの叫び声が皆の注目を集めた。


「有明先生ー!!
結局他のリレー出なかったでしょ?!」



当然、口之津だ。