有明先生と瑞穂さん

「あっ!ウソッ?!」

「きゃっ!先生!!」


キャーッ!と奇声を上げて有馬と深江が先生に駆け寄る。

特に有馬の勢いは・・・すごい。


そのモテッぷりに加津佐は不愉快そうな顔をした。



「やーん!有明先生の私服初めて見たぁ~!!」

「先生もお祭り行くの?!
よかったらウチらと一緒に行かない?!」


「・・・いや、僕は用事があるから・・・」


隣で加津佐が有明の口調の違いに噴出すと、笑顔のまま足を思いっきり踏みつけた。



「あら?加津佐さん久しぶり。
えっ、もしかして有明先生のお友達なの~?」

深江が加津佐の存在に気づく。

旅館でも全く気づかなかった有馬は「あ、ほんとだ」と全く興味なさそうな返事をした。




「・・・・・・じっ、じゃあ急ぎますから」

「おいちょっと有明、俺まだ何も買ってない・・・!」


有明は加津佐を無理矢理引いて店を後にしてしまった。




・・・・・・ひとまず嵐は去った・・・。