自分は今絶対にすごいブサイクな顔をしている。


そうわかっていたけれど、彼から目が離せなかった。


有明はもう一度微笑むと

「それじゃあまた明日」

と言って立ち去っていった。




瑞穂はしばらくおでこをおさえてその場に立ちつくしていた。