有明先生と瑞穂さん

「瑞穂さんもう大丈夫なの?」

「はい・・・すみません」

そう言いゆっくりと体を起こしたが、やはり
「ウッ!」
と唸ってバタリと倒れこむ。


「・・・無理しないで」

「でもアイス溶けちゃう・・・」

「何があったの?!」

「あの、腰が・・・腰がすっごく痛くて・・・」


瑞穂がそう言った瞬間二人は驚いた顔で有明を見た。



「何だその目は」

「アンタ・・・まさかこんなトコで・・・」

「やりすぎんなよって言ってたじゃねーか!」


「そうじゃねーよ馬鹿!!」


「え・・・?何ですか?」



不思議そうに顔を上げた瑞穂の頭を国見は優しく撫で

「まあー・・・アレよ。
初めてはスッゴク痛いでしょ?」

と照れくさそうに言った。


「は・・・?!
ええええー?!
ちょっと、ち、違います!!

・・・・・・はぐっ!」


慌てて起き上がろうとした瑞穂はまたしても腰に激痛を感じて倒れこんだ。


ひとつため息をついて、有明先生が有馬が来たことを説明する。


「必死に緊張して丸まってたら痛めちゃったんです~~~」

「・・・晴ちゃん、バーチャンみてえ」


ぼそっと言った加津佐の一言がぐさりと胸に刺さった。