「彼、日曜の夕方マンションの前で一緒にいるとこを偶然見ちゃったんだって。
それ以前から俺のこと感づいてたみたいだけど、それが決定打になったみたい」
「でも・・・そんなの誤魔化せるじゃないですかあ」
しゃくり上げながら布津と同じことを言う瑞穂を撫でながら有明は続ける。
「きっともう誤魔化せないよ。
俺がどんなにうまく立ち回っても無理なんだ。
俺が瑞穂さんを好きなのと同じように彼も瑞穂さんが好きだからしょうがないんだよ。
きっと他の人はごまかせても、彼だけはごまかせないんだ」
伝わるだろうか。
わかってくれるだろうか。
―――きっと納得してもらうことは無理かもしれない。
瑞穂は力なく首を振る。
そして小さく
「私なんかのために先生が学校辞めちゃ嫌だ」
と呟いた。
(どうしてかな。
瑞穂さんの気持ちが手に入ったわけじゃないのに。
なのに、
すごく満たされた気分だ)
それ以前から俺のこと感づいてたみたいだけど、それが決定打になったみたい」
「でも・・・そんなの誤魔化せるじゃないですかあ」
しゃくり上げながら布津と同じことを言う瑞穂を撫でながら有明は続ける。
「きっともう誤魔化せないよ。
俺がどんなにうまく立ち回っても無理なんだ。
俺が瑞穂さんを好きなのと同じように彼も瑞穂さんが好きだからしょうがないんだよ。
きっと他の人はごまかせても、彼だけはごまかせないんだ」
伝わるだろうか。
わかってくれるだろうか。
―――きっと納得してもらうことは無理かもしれない。
瑞穂は力なく首を振る。
そして小さく
「私なんかのために先生が学校辞めちゃ嫌だ」
と呟いた。
(どうしてかな。
瑞穂さんの気持ちが手に入ったわけじゃないのに。
なのに、
すごく満たされた気分だ)
