有明先生と瑞穂さん





  バ チ ン !!!




「・・・いっ?!」



「…んーーー…」





夢でも見ているのか

突然勢いよく飛んできた瑞穂の右手。

それがそのまま有明の顔にクリーンヒットして盛大なビンタをくらった。


眼鏡は昨夜より勢いよく飛び
ガシャッという音と共に床に落ちた。


あまりもの突然すぎる強い衝撃に頬を押さえてクラクラする。

視界がチカチカしている。

これが漫画でいう『星が飛ぶ』ということか…。


瑞穂を跨いだまま頬を押さえうずくまっていると瑞穂がもぞもぞと動いて反応した。


「んん~~~?あれ…先生何やってるんですか?」



どんなにゆすっても起きなかったのに今やっと起きた瑞穂。


「はぇ?今何時?朝?」


寸前、自分がビンタしたことは気づいてないようだ。