有明先生と瑞穂さん

その後登校してきた二人に布津が声をかけて、布津の机の周りに集まった。


「何?」

「えっと…えっとね・・・」

「おいハッキリしろよー」


もじもじする瑞穂の背中をバシンと布津が叩く。



「よかったら・・・夏休み皆でどこか遠出しないかなって・・・」




(い、言えた!)



異様にドキドキする。


皆の反応が返ってくるまでの数秒が長い。

・・・いや、1秒とたってないかもしれない



ドキ ドキ ドキ ドキ





「わぁ~っ、いいねーソレ!」

結が手を合わせて笑う。

「晴子がそんなの提案すんの珍しーじゃん!」

有馬がワシャワシャと頭を撫でる。


『よかったな!』と言わんばかりに布津がウィンクしながら親指を立てる。

これはウザイ。