「・・・・・」
ぽつーん…
一方、休み時間に瑞穂はひとりぼっちになっていた。
たかが10分で次の授業が始まるし、今までだって一人でも気にとめなかったのだが…。
(今は誰かと一緒にいたかったな)
布津の些細な行動にここまで落ち込んでしまう自分に戸惑う。
自分にとって布津の存在の大きさを思い知る。
「・・・・」
特にすることもなかったが、じっとしていると気分がすぐれないので用もないがトイレへ向かう。
と、廊下のあまり人目につかない角に布津と有馬と深江の3人がコソコソ隠れて何か話しているところを見つけた。
「!!」
慌てて教室に戻る。
(な、なんだろ…何であんなに隠れて…)
妙な汗が吹き出るのがわかる。
『何してるの?』と気軽に声をかけられたらよかったのだが、
もし、もしかしたら――
という変な不安がよぎって離れない。
「・・・・」
結局どうすることもできずに机に突っ伏してしまった。
ぽつーん…
一方、休み時間に瑞穂はひとりぼっちになっていた。
たかが10分で次の授業が始まるし、今までだって一人でも気にとめなかったのだが…。
(今は誰かと一緒にいたかったな)
布津の些細な行動にここまで落ち込んでしまう自分に戸惑う。
自分にとって布津の存在の大きさを思い知る。
「・・・・」
特にすることもなかったが、じっとしていると気分がすぐれないので用もないがトイレへ向かう。
と、廊下のあまり人目につかない角に布津と有馬と深江の3人がコソコソ隠れて何か話しているところを見つけた。
「!!」
慌てて教室に戻る。
(な、なんだろ…何であんなに隠れて…)
妙な汗が吹き出るのがわかる。
『何してるの?』と気軽に声をかけられたらよかったのだが、
もし、もしかしたら――
という変な不安がよぎって離れない。
「・・・・」
結局どうすることもできずに机に突っ伏してしまった。
