有明先生と瑞穂さん

(だってなんか…
漫画じゃないけど…

鼻血出そうだよ)


きっともし、今の有明先生が加津佐くらい押しが強ければ瑞穂は流されてキスしているのかもしれない。


そういうことに先生は気づいてるのかいないのか――。



きっと先生は半分はからかっているのだろう。

だけどもう半分は―…




(もしかしたら本当にされちゃうんじゃ…)



瑞穂は内心、こっそり覚悟を決め目をぎゅっと閉じて身構えた。






―と、先生の手は瑞穂からあっさりと引いてしまう。



「・・・?」


恐る恐る目を開けると、さっきまであんなに詰め寄ってた先生はもう元の位置に戻って、重ねていた手も離れて笑って瑞穂を見ていた。