有明先生と瑞穂さん





「………」






「…?」

数秒待つが先生からの答えはない。
不思議に思い顔を上げると先生は今までにない程に驚き、真っ赤になっていた。


「…えっ?」


(聞いちゃいけない質問だったのかな)


予想外の反応に先程自分が発した言葉を思い出すがそんなに驚くようなことでもない気がする…。



「え?あ、あの…」


「そりゃあ…

でっ、できるものならしたいけど…っ」


「え?は?」



先生の顔は
『瑞穂さんってそんなこと聞くの?えー意外ー!恥ずかしいー』
と言わんばかりの顔をしている。


瑞穂は全く意味がわからなくて混乱した。


「瑞穂さんから見たら大人だろうけど俺だって若いしそんなに余裕があるわけじゃ…」