有明先生と瑞穂さん

「初恋は叶わない、か・・・。
純情で淡い恋だね。せつねーよ!
俺ほんと罪作り!色男!」

「ちょっ、人の話聞けえーー!」

「でもこのまま晴ちゃんが失恋しちゃうのもかわいそうだし・・・あっ!そうだ!」


頬をグイグイと押されているにも関わらず、そのままグリンと瑞穂の方に顔を向けた。


「ぎゃっ!」


「せめて最初で最後の秘密のキッスをしてあげよう!」


酒臭い加津佐が唇を突き出し顔を近づける。


「い、いっそ殺せーーーー!!」


必死で顔を押さえつけながら抵抗する。



「 お い 」


と、頭上から冷たい声が聞こえた。