「え・・・・・・?」
有明の行動に瑞穂は首をかしげる。
「空に嫉妬するから」
「ふふっ、なんですかソレ」
笑うと有明はそっと自分の方へと瑞穂を引き寄せた。
「・・・・・・学校ですよ」
「うん」
何度とやり取りしたこの会話。
有明が聞かないことをもう知っている。
そのまま抱きしめられると、抵抗することなく胸に顔をうずめた。
(先生の匂い・・・)
その匂いに包まれると、どちらのものともいえない心地よい鼓動が伝わる。
(ああ、そうか)
「こうするのって久しぶりですね」
今、気づいた。
小浜の問題の中、有明と会うことはあっても疑心暗鬼になっていて触れ合うことはなかった。
有明自身も、瑞穂のそんな気持ちを知ってか自ら手を伸ばすことはなかった。
有明は返事の変わりに頬をすり寄せた。
それがくすぐったくてクスクスと笑う。
「先生、」
「有明先生、好きです」
突然伝えたくなった言葉。
いつもなら恥ずかしいけれど、今なら大丈夫。
――だって今は神様すら見ていないような気がする。
有明の腕がぎゅうっと、さらに力を入れて瑞穂を抱きしめる。
この窮屈さが心地よい。
「俺もだよ」
抱きしめられて、耳元に直接響く低い声。
「俺も好き、――晴」
「・・・・・・!」
愛しく呼ぶその声に、心臓が大きく揺れた。
有明の行動に瑞穂は首をかしげる。
「空に嫉妬するから」
「ふふっ、なんですかソレ」
笑うと有明はそっと自分の方へと瑞穂を引き寄せた。
「・・・・・・学校ですよ」
「うん」
何度とやり取りしたこの会話。
有明が聞かないことをもう知っている。
そのまま抱きしめられると、抵抗することなく胸に顔をうずめた。
(先生の匂い・・・)
その匂いに包まれると、どちらのものともいえない心地よい鼓動が伝わる。
(ああ、そうか)
「こうするのって久しぶりですね」
今、気づいた。
小浜の問題の中、有明と会うことはあっても疑心暗鬼になっていて触れ合うことはなかった。
有明自身も、瑞穂のそんな気持ちを知ってか自ら手を伸ばすことはなかった。
有明は返事の変わりに頬をすり寄せた。
それがくすぐったくてクスクスと笑う。
「先生、」
「有明先生、好きです」
突然伝えたくなった言葉。
いつもなら恥ずかしいけれど、今なら大丈夫。
――だって今は神様すら見ていないような気がする。
有明の腕がぎゅうっと、さらに力を入れて瑞穂を抱きしめる。
この窮屈さが心地よい。
「俺もだよ」
抱きしめられて、耳元に直接響く低い声。
「俺も好き、――晴」
「・・・・・・!」
愛しく呼ぶその声に、心臓が大きく揺れた。
