有明のたった一言で、周囲の空気は変わった。
「そうですよね・・・。あの真面目な有明先生がそんなこと」
「瑞穂さんも今までよくも悪くも目立った話なんてなかったですし」
「そもそもあの二人が特に仲良く一緒にいるところなんて見たことないわ」
流れがいい方へ向かっている――
誰もがそう思った時だった。
「じゃああの噂は?!
写メが出回ってるって話じゃないですか!」
外の生徒の誰かが大きな声でそう言った。
慌てて教師の一人が廊下に向かって注意をしたが、それを校長が止める。
「写メ?携帯で撮る写真のことですよね?
そういったものがあるのですか?」
すぐに写真を持っているという生徒から携帯が手渡しされ、校長の目に触れる。
それを後ろから覗き込んだ教師達はそれぞれの反応を見せた。
(ヤバイ・・・)
瑞穂は緊張のあまり視界がぐらりと揺れた気がした。
緊張しすぎて具合が悪く、立っているのも辛い。
「有明先生はこの写真はご存知ですか?」
校長が有明に向けた画面は体育祭の時の写真――有明も持っているものだ。
「はい」
有明は正直に返事をした。
「そうですよね・・・。あの真面目な有明先生がそんなこと」
「瑞穂さんも今までよくも悪くも目立った話なんてなかったですし」
「そもそもあの二人が特に仲良く一緒にいるところなんて見たことないわ」
流れがいい方へ向かっている――
誰もがそう思った時だった。
「じゃああの噂は?!
写メが出回ってるって話じゃないですか!」
外の生徒の誰かが大きな声でそう言った。
慌てて教師の一人が廊下に向かって注意をしたが、それを校長が止める。
「写メ?携帯で撮る写真のことですよね?
そういったものがあるのですか?」
すぐに写真を持っているという生徒から携帯が手渡しされ、校長の目に触れる。
それを後ろから覗き込んだ教師達はそれぞれの反応を見せた。
(ヤバイ・・・)
瑞穂は緊張のあまり視界がぐらりと揺れた気がした。
緊張しすぎて具合が悪く、立っているのも辛い。
「有明先生はこの写真はご存知ですか?」
校長が有明に向けた画面は体育祭の時の写真――有明も持っているものだ。
「はい」
有明は正直に返事をした。
