――おかしいだろ?
恋人でもない、親友でもないのに二人で一緒にいるなんて。
友達以上の付き合いをするなんて。
「俺さ、何回も言うけど瑞穂が好きでさ、深江にはそういう気持ち湧かないんだ。
・・・・・・少なくとも今は・・・。
それって深江も同じなんじゃねえ?」
布津の言葉にコクリと頷く。
「ならよかった」
「え・・・」
後ろで笑う声。
思わず振向いて、自分が泣いていたことを思いだし慌てて前を向き直る。
「深江。お前の親友はお前の親友のままだったよ。
じゃあ俺とは正直どうしたい?
今まで4人仲良しに戻る?」
他の友達よりもちょっとだけ近かった二人の距離はあまりにも微妙すぎた。
深江は首を振る。
「い・・・今までどおり・・・布津君と仲良くしたい・・・。
だ、だけどっ・・・
結は自分がしたことに今ようやく気付いたの。
もう・・・4人でいることすら無理だよ・・・。
友達を利用するような子となんか・・・誰も付き合えないよ・・・!」
無くしたくなんかなかったのに。
無くしたくないゆえの自分の行動が今本当に友達を無くそうとしている。
布津のゆっくりとした足音が聞こえた。
ゆっくりと近づく。
きっとまた優しく頭をポンポンと叩いて「そんなことないよ」と優しい言葉をかけるのだろう。
今までどおり明るく振舞って、傷ついた心を隠して4人一緒にいられるようにしてくれるのだろう。
でもそれに甘えるわけにはいかない。
「じゃあ、一緒にいよう」
布津が元気に言った。
予想通りの優しい言葉をくれた。
恋人でもない、親友でもないのに二人で一緒にいるなんて。
友達以上の付き合いをするなんて。
「俺さ、何回も言うけど瑞穂が好きでさ、深江にはそういう気持ち湧かないんだ。
・・・・・・少なくとも今は・・・。
それって深江も同じなんじゃねえ?」
布津の言葉にコクリと頷く。
「ならよかった」
「え・・・」
後ろで笑う声。
思わず振向いて、自分が泣いていたことを思いだし慌てて前を向き直る。
「深江。お前の親友はお前の親友のままだったよ。
じゃあ俺とは正直どうしたい?
今まで4人仲良しに戻る?」
他の友達よりもちょっとだけ近かった二人の距離はあまりにも微妙すぎた。
深江は首を振る。
「い・・・今までどおり・・・布津君と仲良くしたい・・・。
だ、だけどっ・・・
結は自分がしたことに今ようやく気付いたの。
もう・・・4人でいることすら無理だよ・・・。
友達を利用するような子となんか・・・誰も付き合えないよ・・・!」
無くしたくなんかなかったのに。
無くしたくないゆえの自分の行動が今本当に友達を無くそうとしている。
布津のゆっくりとした足音が聞こえた。
ゆっくりと近づく。
きっとまた優しく頭をポンポンと叩いて「そんなことないよ」と優しい言葉をかけるのだろう。
今までどおり明るく振舞って、傷ついた心を隠して4人一緒にいられるようにしてくれるのだろう。
でもそれに甘えるわけにはいかない。
「じゃあ、一緒にいよう」
布津が元気に言った。
予想通りの優しい言葉をくれた。
