使い捨て親友童話


さて、あなたはギャルでもないしヤンキーでもない、オシャレでもないし目立ちもしない、

つまり華やかな子たちとは違うと自覚していましたが、

かといって、存在感が薄い普通の人たちや何もしていないのに避けられる人たちと同じ枠には入りたくないとも思っていました。


男子に好かれる人と嫌われる人が居るなら、あなたは中間よりやや下のキャラクターだと分かっていました。

ですが、下々のグループと一緒にまとめられるなら不服で不満でした。

あんな下層連中と同レベルだと思われるなんて心外だったものですから、

あなたは自分を彼女たちよりはマシなキャラクターだとポジション付けをしていました。


あら、同級生を見下しているなんて、自尊心に忠実で本当あなたは素直ですね。
もうあなたの魅力ですよね!