かみひこうきに願う




「どうしたの!?このアザ!!」


「えっと………。」


藍に問いただされて答えに困る。


まきこみたくないしなぁ…。


「正直に言わないと怒るからね!!」


そういって藍は手を握りしめた。よくみると手が震えている。


「あのね………。」


私は昨日のことを正直に話した 。

ただし、先輩の名前は言わなかった。


なんとなく、先輩の気持ちがわかるから。

全部話し終わると藍は


「馬鹿!!なんで一言も言ってくんなかったの!!用事があっても、私は憂のためならいつでも行くんだから!!私は憂の味方なんだから!!わかった!?今度こんなことしたら許さないよ………。」

そう言って目に涙を浮かべた。


「うん……ごめん……。もうしないから。」