微かに、せんぱいの顔が赤かったのは 気のせいかな? ううん、赤かった。 「ふふっ」 せんぱいに貰った飴を、 ギュッと手で握り締めた。 あったかい...... 「ごめんね、紗月。 帰ろう...どうしたの?」 「何でもないよー」 幸せ。 ずっと、こんな日が 続きますように。 せんぱい、 優し過ぎだよ.....