上手くいかない恋愛


「本当だ。
じゃあ行く。
ランチパック、ありがとなっ!」








風のように去っていたせんぱい。
髪がふわりと風に舞った。

綺麗...







「...良かったねー!」










背中を見つめているわたしの
頬をツンツンとつつきながら
宙が笑う。