「篠田。」






だけど、唯一苗字で呼ぶのは
せんぱいとキャプテン。
何でだろう?

....この声って。








「....な、なんですか?」







雄樹せんぱいっ!///
声、裏返ってないかな?
テンパってないよね?








「あのさ、タオル。
ありがとな、ベンチ」

「...ほかっててすみません~」

「ぜんっぜん。」









そういうと、せんぱいは
歯を見せて笑った。
キュンって、
高鳴る。