トクントクンと 一定のリズムが高鳴る。 ....カッコよかったなぁ.... 『じゃあ、今から説明するね。 紗月、行くよぉ』 『あ...は...いっ』 わたしは我に返って 急いで立ち上がった。 いけない.... 何をボーッとしてるんだろ。 今日から頑張らないといけないんだっ! この時までは、 せんぱいを"憧れ"だとしか思っていなかったのに いつの間にか "好き"になってた。 恋は突然なんだって この時、改めて 気付いたよ?