「しらな...いよ.... な...みだが...でるんだ...もん....」 お母さんは心配そうに顔を覗き込む。 「あら。お茶、飲む?」 深いところまでは入ってこない母親。 助かったりするけど、 たまに悲しくなる。 「今日ねカレーよ。」 そう言う母親から、 なぜか......離れた。 そのまま自分の部屋に駆けこむ。 そこで、思い切り 泣いた。